詐欺サイトに登録した名前・顔写真・免許証…個人情報の悪用リスクと対策

    この記事では:
    詐欺サイトに個人情報を登録してしまった方に向けて、今すぐできる確認方法・デバイスの安全対策・パスワードの見直しなどを、わかりやすく解説しています。

    「名前や顔写真、免許証…詐欺サイトに登録してしまった情報は、どうなっているの?」
    「まさか悪用されたりしないよね…?」

    こんな不安を抱えているあなたのために、詐欺サイトに渡った可能性のある個人情報のリスクと、今すぐできる確認・対処方法をまとめました。

    詐欺師の「名簿」にあなたの情報が…

    詐欺サイトに登録した情報は、以下のように使われるリスクがあります:

    • 別の詐欺に使う「名簿」にされる(カモリスト)
    • LINEやWhatsAppなどで別人を装って再接触される
    • 顔写真が別の詐欺サイトやSNSで「なりすまし」に使われる
    • マルウェア付きのリンクを送られて、スマホやPCが乗っ取られる

    登録しただけでも危険ですが、ファイル送信・パスワード入力・アプリ導入などがあるとさらに深刻です。

    情報漏洩の心配があるとき、どうすれば?

    他にも、外部機関の情報を使って、自分の個人情報が漏洩していないか調べることもできます:

    自分がアクセスしたURL、危険じゃないか確認する方法

    もし「詐欺かもしれないサイトを開いてしまった…」という場合でも、URLをVirusTotalなどで調べることで、ウイルスやマルウェアの検出有無を確認できます。

    それでも不安な場合は、デバイスのスキャンをおすすめします(スマホ・PCの確認方法はこのページ内にまとめています)。

    あなたのスマホやPC、大丈夫?

    もし詐欺サイトを開いたあと「重くなった」「勝手に再起動した」「変なアプリが入った」などの症状がある場合は、マルウェア感染の可能性があります。

    以下の手順で確認しましょう:

    🖥 PCの場合

    1. ブラウザをすべて閉じる
    2. インターネット接続を一時オフ(Wi-Fi切断)
    3. Windowsセキュリティで「ウイルスと脅威の防止」→クイックスキャン
    4. 必要に応じて「フルスキャン」も実行

    📱 スマホの場合

    1. 怪しいアプリがないか確認
    2. Google PlayまたはApp Storeで、「Malwarebytes」「ESET」などのセキュリティアプリをインストール
    3. フルスキャンを実行して異常がないか確認

    参考リンク:
    パソコンがウイルス感染したかも?チェック方法をわかりやすく解説(ノートン公式)

    参考リンク:
    スマホがウイルス感染したかも?確認方法と感染しないための対策(ノートン公式)


    パスワードは全変更!使い回しは絶対NG

    同じパスワードを複数サイトで使っている場合、詐欺師が「総当たり」で不正アクセスしてくる可能性があります。

    • パスワードはすべて違うものにする
    • 記念日・名前・ペットなどの「予測されやすいワード」は使わない
    • できればパスワード管理ツールを導入する
    • 二段階認証(2FA)を設定する

    「Have I Been Pwned(ヘブアイビーンポーンド)」は、メールアドレスや電話番号が過去の情報漏洩事件に含まれていたかを調べられる無料サービスです。
    サイトにアクセスし、メールアドレスを入力するだけで、過去に漏洩したかどうかを確認できます。
    👉 Have I Been Pwned(公式サイト)

    不安でも、何もせずに放置しないで

    「もう遅いかも」「登録してしまったし…」と諦めず、できることから対処することが、今後の被害拡大を防ぐ第一歩です。

    このページを参考に、情報漏洩・不正アクセス・再勧誘への対策を、今日から始めてください。