SWELL活用2|固定ページ・投稿ページ・トップページの作り方

いよいよ、ホームページの「ページ」を実際に作っていくステップです。

まずは、こちらの見本サイト「馬小屋カフェ」を見てください👇

このページでは、上記の馬小屋カフェを例に、同じようなページ構成を自分で作っていく練習をしていきます。

固定ページや投稿ページを、管理画面から実際に作成してみて、保存するところまでを体験しましょう。
中身のデザインは、あとでブロック操作のパートでじっくりやるので、今回は「ページの器」を用意するのが目的です。

操作の手順はすべてこのページに書いてある通りに進めればOKです。
ぜひWordPressの管理画面を開きながら、一緒に作っていきましょう!

目次

固定ページを作ってみよう

① どこから作る?

まずは、WordPressの管理画面から「固定ページ」を新規作成してみましょう。

左メニューの「固定ページ」→「新規追加」をクリックすると、以下のような画面になります。

この画面で注目しておきたいポイントは以下の3つです:

  • ①:タイトルを追加
    ここには「メニュー紹介」や「アクセス情報」など、ページ名を入力します。
  • ②:スラッグ(パーマリンク)
    URLの末尾になる部分で、例:「/menu」「/access」など。
    自動生成されますが、必要に応じて変更できます。
  • ③:固定ページタブが選ばれているか確認
    設定エリアが「固定ページ」タブになっていればOKです。

まだ本文を入れなくても大丈夫。まずは「ページを作る」感覚をつかみましょう。

② 下書き・公開・非公開の違いと注意点

ページを作ったら、保存する必要があります。
ただし、保存の方法によって、サイトの表示状況が大きく変わるので注意しましょう。

「下書き」ってなに?

「下書き」は、作成中の状態で保存するモードです。
インターネット上には公開されず、自分だけが見られます。

途中まで書いたページを、あとで編集したいときは「下書きのまま保存」でOKです。

「公開」は誰でも見られる状態

「公開」を押すと、そのページはURLがあれば誰でも見られる状態になります。

完成していないページでも、公開ボタンを押すと検索エンジンにも拾われる可能性があるため、公開前の確認が大切です。

「非公開」はログイン中の自分しか見えない

「非公開」に設定すれば、管理者(ログイン中の自分)以外はそのページを見ることができません。

ただし、「非公開」にしておくとリンクを貼ったり、表示確認したりするときに不便な場合があります。

今回のように練習で「公開」して見た目を確認したい場合は、あとで「ノンインデックス」設定をしておくのが安心です!

③作成中のページは「ノンインデックス」にしておこう

固定ページを作成している途中、検索エンジンにインデックス(登録)されてしまうと、中途半端な内容がGoogleなどに表示されてしまいます。

見栄えが整っていないページや、仮タイトル・仮文章のままのページが検索結果に出てしまうのは、避けたいところですよね。

そんなときは、「ノンインデックス」設定が有効です!

これは、「このページは検索エンジンに登録しないで」と伝える機能です。
公開状態であっても、ノンインデックスにしておけば、Googleなどに表示されません。

①管理画面→設定→表示設定をクリック
②下までスクロールしていくと「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」があるのでチェック
③変更を保存

完成したら「チェックを外す」のも忘れずに!

ノンインデックスのままでは、せっかく完成したページも検索エンジンに評価されません。
ページが整ったら、必ずチェックを外して再度「更新」しましょう。(今回は練習なので不要です)

枠だけ作ってみよう(題名・スラッグだけ)

まずはページの「骨組み」だけを用意してみましょう。
後で内容をコピペしたりブロックで装飾するので、今の時点では「タイトル」と「スラッグ」だけ入力すればOKです。

固定ページに必要な項目(最低限)

  • タイトル … ページの見出し(サイトに表示されます)
  • スラッグ … URLの一部になる英単語(例:accesshttps://〇〇.com/access)

作っておく固定ページの一覧(練習用)

ページタイトルスラッグ(URL末尾)
Topページ(入力不要)
お店についてabout
メニューmenu
お知らせnews
アクセスaccess
お問い合わせcontact
サイトマップsitemap
よくある質問faq

※「Topページ」は「ホーム」ページ(フロントページ。サイトを開いたら真っ先に表示されるページです)。これだけ少し設定が違うので、あとで詳しく解説しますね。

①タイトルを入力(例:お店について)
②スラッグはここでは変更できないこともある。
③そんな時は公開:「今すぐ」をクリックし、「現在」→「公開」
④左上、Wのマークをクリックして管理画面へ。
「固定ページ」→「固定ページ一覧」から該当記事の「クイック編集」をクリック。
スラッグを入力
⑤変更ボタンを押す

この手順で8個、固定ページを作ってみてください。

馬小屋カフェを真似して作ってみよう

まずは、こちらの見本サイト「馬小屋カフェ」を開きましょう👇

このページには、固定ページで構成されたトップページが表示されています。
上部にあるグローバルメニュー(「お店について」「メニュー」「アクセス」など)から、各ページを開いてみましょう。

このセクションでやること

  1. グローバルメニュー・フッターメニューから各固定ページを1つずつ開く
  2. ページ内の本文をまるごとコピー
  3. 自分のWordPressの管理画面で、準備済みの空の固定ページを開いて貼り付け
  4. 「公開」しておく

見本の「馬小屋カフェ(仮)」と自分の管理画面。2つのタブで開いてコピペしていけばすぐできますよ。

コピーするページ(6ページ)※Topページとサイトマップは別途作成

以下のページを順番に開き、それぞれ自分のサイトに貼り付けてください。

  • お店について(スラッグ:about)
  • メニュー(menu)
  • お知らせ(news)
  • アクセス(access)
  • お問い合わせ(contact)
  • サイトマップ(sitemap)
  • よくある質問(faq)
  • Topページ(各固定ページから後程コピペします)

注意:この5ページはコピーだけでは作れません

以下のページは、見本ページをコピーするだけでは機能しません。
このあと、作り方を詳しく解説します。

  • お問い合わせページ:フォームが動かない → Contact Form 7 で設置します
  • アクセスページ:Googleマップが表示されない → 地図の埋め込み方法を説明します
  • お知らせページ:投稿リストは自動で出ません → 投稿リストブロックを使って設定します
  • サイトマップ:プラグインを入れて自動で作れます
  • Topページ:ヒーローセクションは自分で作ろう→そのあとは固定ページをコピペでOK

まずは「本文が入った状態」を作ろう!

この時点では、デザインや装飾は気にしなくて大丈夫です。
まずは中身のあるページを作って、公開 or 下書き保存しておきましょう。

この作業が終わったら、次のセクションで「なぜこう表示されるのか?」を学んでいきます。

馬小屋カフェで使ったページの作り方

お問い合わせページの作り方

お問い合わせページにフォームを表示する方法(Contact Form 7)

見本の「馬小屋カフェ・お問い合わせページ」、本文をそのままコピーして貼り付けました。


ありがとうございます。
でも、お気づきでしょうか?フォーム部分が「段落」ブロックになってしまい、このままではフォームとして使えません。
以下の手順で、Contact Form 7(CF7)を使って、正しくフォームを表示・送信できるように設定しましょう。


❌ コピーだけでは動きません

下の画像①のように、フォーム部分が単なる「段落」として貼り付けられているので、削除してください。
※このままでは見た目だけのフォームになり、送信できません。

正しいフォームの挿入手順

  1. 左のブロック一覧をスクロールして「Contact Form 7」ブロックを選択(画像②)
  2. ページ内にコンタクトフォームの選択ボックスが出るので、既に作成されている「コンタクトフォーム1」などをプルダウンで選びます(画像③)
  3. 保存し、プレビューでフォームが正しく表示されているか確認してください(画像④)

✉️ テスト送信してみましょう

実際にフォームからメールを送信してみてください。
WordPressに登録してある管理者メールアドレス宛に、通知メールが届けば成功です。

⚠️ メールが届かない場合の対処

フォームが正しく設置されているのにメールが届かない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 管理者メールアドレスの設定ミス(Gmailなどを再確認)
  • サーバー側のメール送信制限(ConoHaの場合は比較的スムーズ)
  • フォームの設定(送信元メールアドレスが独自ドメインでない等)

Contact Form 7 はシンプルで使いやすいですが、メール周りのトラブルが起こることもあります。
上手くいかないときは「サーバー名+Contact Form 7 メールが届かない」などで検索して、同様の事例を探すのが近道です。

アクセスページの作り方

アクセスページは、ユーザーが実際に店舗や事務所へ訪問するための大切なページです。Googleマップの埋め込みだけでは不十分なこともあるため、まずは基本情報をきちんと記載しておきましょう。

✅ アクセスページに入れるべき情報

  • 店舗(事務所)名・住所・電話番号
  • 営業時間・定休日
  • 車・電車・バスでのアクセス方法
  • 駐車場の案内
  • Googleマップの埋め込み(後述)

❌ 地図のコピペでは動きません

見本の「馬小屋カフェ・アクセスページ」のように、Googleマップが貼ってあると安心しますよね。でも、地図をコピペしても動かない。。。

マップのコードを段落ブロックに貼っても表示されず、HTMLとして処理されません。正しく埋め込むには、次の手順が必要です。

🗺 Googleマップの正しい埋め込み方

  1. Googleマップ(https://maps.google.co.jp)で自分の店舗・事務所を検索
  2. 左側の「共有」ボタンをクリック →「地図を埋め込む」タブを選ぶ
  3. 表示される <iframe> コードをコピー
  4. WordPress編集画面に戻り、「カスタムHTML」ブロックを追加「埋め込み」ではない
  5. そこにコピーした <iframe> コードを貼り付け
  6. プレビューして、地図が正しく表示されるか確認

貼り付けるコード例(※実際にはGoogleマップ側で取得したコードを使ってください):

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