アカリメモ
国際ロマンス詐欺・暗号資産詐欺 情報と対応ガイド
一人で抱えないで。正しい情報と選択肢を届けます。

被害者のための小さな灯り。
「アカリメモ」は詐欺被害の最新情報、
追跡情報、体験談を集めた“心の灯り”です。

    もしかして詐欺かも
    今すぐ確認を!

    それ以上お金を渡さないで!
    「豚の屠殺詐欺」

    すぐに警察に相談。

    詐欺で奪われた
    お金の回収可能性

    公的文章を引用

    回収の報告は1件もない

    SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺についていえば、暗号資産送金は、※回収事例は1件も報告がない。

    出典:内閣府 消費者委員会|第204回本会議 資料一覧ページ(※資料②・P15に記載あり)

    たとえ、犯人が使っていた暗号資産交換業者(仮想通貨の取引所など)が特定されたとしても、

    「すでに口座が閉鎖されている」「資金が別のウォレットに移動済み」などの理由から、

    現実として、資金を取り戻せたという事例は確認されていません(内閣府の公開資料より)

    資料では、回収困難な理由として次のような点が挙げられています:

    • 犯人の口座がすでに閉鎖されているケースが多い
    • 暗号資産は短時間で複数の口座へ転送可能で、追跡が難しい
    • 送金先が海外の無登録業者など、法的対応が困難な事例も多い

    こうした事情からも、「詐欺に遭わないこと」「できるだけ早く気づいて対応すること」がとても重要だといえます。

    ※上記は、2025年4月時点で内閣府消費者委員会に提出された資料に基づいています。
    なお、この統計には、警察などに相談していない被害者や、暗号資産を送金したものの届け出をしていないケースは含まれていない可能性があります。

     被害にあった方の中には「加害者が特定できれば、資金は取り戻せるのでは」と考える方も多いと思います。
     しかし実際には、たとえ暗号資産の送付先ウォレットが判明したとしても、そこに資産が残っているとは限りません。また、送金先の交換業者が海外であれば、日本の法的措置が及ばないため、資産を凍結・返還してもらうことも非常に困難です。

     さらに、暗号資産は匿名性が高く、移動も容易であるため、加害者は短時間で資金を別のウォレットや国へ移してしまいます。こうした事情から、内閣府 消費者委員会の公的な場でも「回収できた事例は確認されていない」と明言されています。

     被害者としては希望を持ちたいところですが、現実として「送金してしまったお金を取り戻すのは極めて困難」という前提を受け止め、今後の対応を慎重に判断する必要があります。

    Q&A

    スクロールできます

    Q1:詐欺かどうか判断できません

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その1】葉巻

    A:暗号資産を勧められ、言われるままに操作して取引を始めました。サイト上では順調に資産が増えているように見えていたのに、いざ引き出そうとすると「検証資金が必要です」「税金を払ってください」などと、引き出しのために追加のお金を要求されました。「もしかしたら、追加で支払えば引き[…]▶ 続きはこちら

    Q2:警察に行くべき?

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その2】高級腕時計

    A:「警察に行ったほうがいいですか?」と聞かれたら、答えは「はい、行くべきです」。暗号資産詐欺は、単に「お金をだまし取られた」だけでは終わらない可能性があります。偽の取引サイトを使う中で、KYC(本人確認)の名目で免許証や顔写真をアップロードしませんでしたか?もしそうであれば、[…]▶ 続きはこちら

    Q3:救済はないの?

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その3】ゴルフ

    A:暗号資産詐欺に遭ってしまった方のために、国が用意している制度のひとつに「被害回復給付金支給制度」があります。この制度は、組織的な詐欺などで得た財産が刑事裁判で没収・追徴され、現金化された場合に、そのお金を「給付資金」として国が保管し、被害者に分配するという仕組みです。ただ[…]▶ 続きはこちら

    Q4:家族に話す勇気がないです

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その4】マーライオン

    A:家族に詐欺被害を打ち明けること——それは、被害を受けた瞬間よりも、ある意味で「覚悟が決まる瞬間」かもしれません。「自分でなんとかできないか」「なかったことにできないか」——そんな気持ちがあるうちは、心のどこかで「詐欺にあったことを認めたくない」という思いが強いのだと思い[…]▶ 続きはこちら

    Q5:悲しすぎて心が痛いです

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その5】豊かな朝食

    A:なぜこんなに悲しいのか考えてみましょう。もちろん、詐欺被害にあって悲しいのはわかります。それだけではないですよね?詐欺被害の報道が出るたびに目にする、無責任なコメントたちが一因になっているのではないですか?。「バカじゃないの?」「報道見てないの?」「欲を出[…]▶ 続きはこちら

    Q6:個人情報が心配です

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その6】スポーツジム

    A:詐欺サイトに運転免許証の写真をアップロードしてしまった。あれって、あとから悪用されないだろうか……。とても多くの方が、そう不安を感じています。その不安は、現実的で、正しい感覚です。たとえば、暗号資産取引所のようにKYC認証(本人確認)を装った詐欺の手口では、運転[…]▶ 続きはこちら

    Q7:まだLINEがつながっています

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その7】高級車

    A:詐欺だと自分で気づいたものの、相手とまだLINEでつながっている。相手にはまだ詐欺だと伝えておらず、関係を保っている状態ですね。まず、その状態のまま警察に相談してください。決して一人で対応しないでください。なぜ詐欺師は、お金を奪ったあともやり取りを続けるのか。[…]▶ 続きはこちら

    Q8:証拠まとめかたは?

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その8】日本食

    A:暗号資産詐欺の場合、まず正規の暗号資産取引所(CEX)に日本円を入金し、暗号資産を購入するところから始まります。その後、詐欺師の指示に従って、偽の投資サイトやデポジット用ウォレットに暗号資産を送金してしまったという流れが多いと思います。送金先や使詐欺の手口では、[…]▶ 続きはこちら

    Q9:またお金を払ってしまいました

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その9】リゾートホテル

    A:「また払ってしまった」自分でも、おかしいと気づいていたはずなのに。これは詐欺かもしれないと、どこかで思っていたのに。なのに、またお金を払ってしまった——。そうして、自分を責めて、誰にも言えなくなってしまった方がたくさんいます。でも、それはあなたが弱いからではありません。[…]▶ 続きはこちら

    Q10:バカだったと責めてしまいます

    国際ロマンス詐欺でよく使われる画像:
    【その10】ワイン

    A:最近の詐欺は、とても巧妙です。
    一見すると誰でも気づけるような話に見えるかもしれませんが、実際にはとても複雑で緻密に仕掛けられています。「なんで信じたの?」「そんなの騙されるなんてバカでしょ」そんな言葉を簡単に投げつけてくる人もいます。でも、その人たちは、知らないだ[…]▶ 続きはこちら

    大切な人が詐欺に巻き込まれているかもしれないと感じたら

    どんな対応をしたらいいか悩んでいませんか?

    ・トラブルの兆候が見られる

    ・冷静に話を聞いてくれない

    追跡できるって聞いたけど、
    本当ですか?

    暗号資産は「ブロックチェーン」でつながっていて、取引は誰でも見ることができます。実は、自分で確かめることもできるんです。

    スクロールできます

    公開情報だから、誰でも見れる

    ブロックチェーンは誰でも閲覧可能な仕組み。自分で送金履歴を確認できる可能性があります。

    レポートを読み解けないと危険

    調査会社に依頼しても、報告書を理解する知識がないと間違いに気づけない。注意が必要です。

    警察にも説明しやすくなる

    追跡の結果は、被害届を出すときの証拠にもなります。事実を示せば、警察署で話をする際スムーズです。

    自分で調べたい方へ

    自分でウォレットの動きを見る方法も解説しています。調査会社などに依頼する前に自分の手で確かめたい方はこちら。

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