ホームページは「持っているだけ」で満足してしまいがちですが、本当に効果を発揮するのは“活用”してから。
とはいえ、業者に依頼すると高額な制作費と維持費がかかってしまい、更新や修正も気軽には頼めません。
そんな中、注目されているのが「自分でホームページを作って、自分で運営する」というスタイルです。以前に比べて、専門知識がなくても作れるツールが増えており、デザイン性も十分。業者に頼らずとも、立派なホームページを持つことが可能です。
ここでは、業者に頼らず自分でホームページを運営するメリットについて、実例を交えながらご紹介します。
高額な初期費用・ランニングコストが不要
ホームページ制作を業者に依頼すると、相場として初期費用で10万〜50万円程度かかることが多く、さらに月額の管理費や更新費が発生する場合もあります。もちろん「丸投げできる」メリットはありますが、資金に余裕のない個人事業主やスタートアップには厳しい選択肢です。
一方、自分で作成・運用すれば、必要なのはサーバー代(月1,000円前後)とドメイン代(年1,000円程度)くらい。

無料のテーマやツールを活用すれば、圧倒的に安くホームページを持つことができます。
更新がすぐできる・スピード感が違う
たとえば、営業時間を1時間だけ変更したい、新商品の写真を1枚差し替えたい。こうした小さな変更でも、業者に依頼すると「依頼→見積もり→対応→請求」という流れになり、反映までに数日〜数週間かかることも珍しくありません。
「営業日のカレンダーを追加したい」と思った場合もそうですね。自作していて、作りがわかっていれば、プラグインを導入すれば簡単に自分で設定できますよ。



ちょっと変えたいだけなのに。。。
自分で出来たらいいな。
自分で運用していれば、変更したいその場で修正可能。
写真の差し替えや文章の変更は、WordPressならWordのような感覚で操作できます。お知らせやブログの更新もスピーディーに行えるので、機会損失を防げるのも大きなメリットです。
自分で作るからこそ、構成や文章に納得できる
ホームページは「自分の事業を説明する場所」です。サービス内容や料金、強み、代表者の想いなど、伝えたいことは人それぞれ違います。
業者に依頼した場合、ヒアリングはしてくれるものの、最終的には**“他人の言葉”でまとめられる**こともあります。結果、「なんか違う」「自分らしくない」ホームページになってしまうケースも。
自分で作成すれば、文章のトーンや構成、写真の選び方まで、自分のこだわりを反映できます。
特に個人事業主や小規模な店舗では、「誰がやってるのか」が重要視されるため、**“人柄が伝わるHP”**が信頼を得るカギになります。
更新を重ねることで愛着が湧く
ホームページを「外注されたもの」として捉えると、完成した瞬間から“他人事”になりがちです。「触るのが怖い」「間違えたらどうしよう」と思ってしまい、結局放置状態に……。
ですが、自分で作ったホームページは、「愛着」も「責任感」も全く違います。
自分で撮った写真を使い、自分で文章を添え、少しずつ育てていく。その過程を重ねるうちに、ホームページは「事業の一部」として自然に意識されるようになります。
低予算で始めて、成長に合わせて強化できる
最初は無料テーマや最小限のページでスタートしても問題ありません。事業が成長したら、徐々にページ数を増やしたり、有料テーマやプラグインを導入したりと、必要に応じて強化していけるのが“自作HP”の強みです。
たとえば、WordPress+SWELLを使えば、後から簡単にカスタマイズや拡張が可能。事業のフェーズに応じて柔軟に対応できるため、「作り直し」が不要です。
自作運営を支える「知識とテンプレート」はここにある
もちろん、いきなり「自分で全部やってみよう」と言われるとハードルが高く感じるのも当然です。
そこで、当サイトでは以下のようなサポートを用意しています
「誰かに任せる」のではなく、「自分で理解して、自分のサイトを育てていく」
このスタイルが、最も効率的で、長期的に信頼を得るホームページ運営につながります。
まとめ
失敗しても大丈夫。運用しながら育てればいい
最初は不格好でも、やってみれば意外と何とかなります。大切なのは、「始めてみること」と「育てていくこと」です。
実際、私自身も「作りながら覚える」スタイルでここまで来ました。だからこそ、専門用語や難しい表現を使わず、「こうすればできるよ」という方法を、行政書士として、実体験としてお伝えしています。
「プロに頼むしかない」と諦めていた方にこそ、
このホームページ運営スタイルを、ぜひ知ってほしいと思っています。