①テキスト編|お店について(無装飾)

馬小屋カフェは、静岡県のとある山あいにある、小さなログハウス風のカフェです。名前の通り、もともとは本当に馬小屋だった建物をリノベーションして作られた、ちょっとユニークなお店です。静かな山道を登っていくと、森の中にポツンと現れる赤い屋根の建物が、馬小屋カフェです。

店内には、木のぬくもりがそのまま残る梁や柱があり、天井が高くて開放感があります。テーブル席のほか、薪ストーブのそばには小さなソファ席もあって、ひとりでのんびり読書をする人の姿もよく見かけます。大きな窓からは季節ごとの景色が楽しめて、春には山桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬には一面の雪景色と、自然とともに過ごす時間が魅力です。

メニューは地元の素材を活かした手作りのものばかり。人気の「牧場ミルクのカスタードプリン」は、近くの牧場でその朝にしぼった牛乳を使っているそうです。甘すぎず、なめらかな口あたりがクセになる一品で、遠方からわざわざこれを目当てに来店する人もいます。コーヒーは注文ごとに豆を挽いてハンドドリップで淹れてくれ、香りも味も格別です。

食事メニューでは「森のたまごサンド」が好評です。ふわふわのたまごに、ほんのり甘い自家製パン。シンプルながら、ひとくちごとに素材の味がしっかり感じられ、食べ終わったあとも心がほっとあたたかくなるような味わいです。季節限定のスープセットもあり、寒い季節には根菜たっぷりの具だくさんスープが人気です。

お店のもうひとつの特徴は、敷地内にいる3頭の馬たち。もともと保護されたポニーたちで、現在はお店の看板馬として、来店者を優しく迎えてくれます。子ども連れのお客さんが馬に触れたり、草をあげたりすることもできるので、カフェで過ごす時間以外にも楽しい思い出が残ると評判です。

営業時間は午前10時から午後4時まで。土日祝日のみ営業しており、平日は完全予約制の貸し切りイベントなどに対応しているようです。Instagramでは営業日カレンダーやメニューの紹介のほか、馬たちの日常の様子なども投稿されていて、来店前にチェックしておくと安心です。

このカフェは、「がんばりすぎない、ゆっくりした時間を大切にしてほしい」という店主の想いから生まれました。にぎやかな観光地でも、大きなチェーン店でもないけれど、だからこそ人の心に残る。そんな場所を目指して、今日ものんびりと営業中です。

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